2018年1月31日 皆既月食の夜に

ひつじめせん

2018年1月31日は皆既月食でした。

夜空に浮かぶ月の左下からじんわりと青く変化していくのを娘とみながら、私にとってはちょっと前のある日のこと(娘にとってはずっと前のこと)を思い出しました。

これは、娘が3歳のときのお話です。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

冬の夜空を見上げて娘が言いました。

「ママ、あのお月さまの隣りにあるちっちゃい星、なんて星?ときどき、見えたり見えなくなったりしてるよ。」

(理科、特に天体系が苦手な私に分かるはずもない質問です。)

私は娘に、こう説明しました。

 

ここに暮らすみんなの、うれしかったり感動したりする幸せであたたかい気持ちは、お月さまの隣りにあるあの小さな星に集められるんだって。

(あ、感動ってわかる?心がお魚みたいにピョンて跳ねたり、きれいなお水みたいに透き通ったりする気持ちだよ。[娘、うん、とうなずく])

だからあの星だけ、他の星よりもたくさんキラキラ光っているんだよ。

もしも
少しだけ疲れちゃったり、
何かに怖くなっちゃったりしたら、
このペンライトを胸にこうしてあてて、
あの星を照らしてごらん。

光の道をつたって、あの星から「がんばれ」が届くよ。

(小さなペンライトを首から下げるのが、この頃の娘のブームでした)

 

娘は満面の笑みで「わかった!」と言いました。
そのときの彼女は躍動感に満ちた笑顔でした。

私にとっての「がんばれ」。
それは、あなたの笑顔なんだ。
この笑顔を見たいから、この笑顔があるから毎日がんばれる。

これからも家族みんなでしっかりと手を繋いで歩いていこうと思ったのでした。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

いつか小さな娘と過ごしたこんな時間を思い出しました。
そんな娘も今は15歳です。

あの頃いつも手に持っていたペンライト、今ではスマホに変わりました。

神様レベルで大好きだったアンパンマンは、AAAに変わりました。

けれど、大笑いするあの笑顔は今も変わりません。

変化するもの、しないもの、それぞれが月の光に照らし出され、なんだか少し懐かしく。

 

次の皆既月食、私たちはどんなシーンで夜空を見上げているだろう。

(画像はNASAより)

 

 

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